FOOD STYLE Japan 2024:出展レポート
株式会社日本コンラックスは、2024年10月9日~10日に東京ビッグサイトで開催された『FOOD STYLE Japan 2024』に、出展しました。
ご来訪いただいたお客様には、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
ブースでは、弊社が誇る自動釣銭機『Pay Cube』を展示し、デモンストレーションを通じて多くのお客様に触れていただきました。
本記事では、そんなイベント当日の様子とともに、Pay Cubeの強みや実際の利用方法などもお伝えしていきます。
外食・中食・小売業界に特化した展示会『FOOD STYLE Japan 2024』
今回、日本コンラックスが出展した『FOOD STYLE Japan 2024』は、飲食業界に特化した日本最大級の商談展示会です。
会場には、生鮮品や加工食品といった食材から調理済みの総菜・弁当、調味料、そして店舗運営に必要な厨房機器・店舗機器など、飲食に関連するあらゆる製品が展示されています。
会場内では無料のセミナーも開催されており、飲食店経営のノウハウを蓄積すべく多くの方が参加されていました。
同会場内では『ラーメン産業展 in Japan』と『外食経営DX EXPO』も開催されており、まさに飲食業界のすべてが詰まったイベントとなっています。
全国からおよそ700社もの会社が出展したほか、来場者数も2日間で約38,000人に到達し、関係者同士の交流や商談、情報収集が盛んに行われました。
日本コンラックスは自動釣銭機『Pay Cube』を展示
弊社のブースでは、注文・会計周りの対応でお悩みの飲食店様に向けて、自動釣銭機『Pay Cube』の実機を展示いたしました。
Pay Cubeは、置く場所を選ばずに使える、コンパクトなサイズ感が強みの自動釣銭機です。
機器本体の奥行きが35cmしかないため、カウンター上などの限られたスペースでも難なく設置できます。
今回はそのコンパクトさを実感していただけるよう、展示スペースをあえて狭くいたしました。
「実際どれくらいのスペースに置けるのだろうか?」と、具体的なレイアウトをイメージしていただくことが可能です。
カフェにスーパー、そしてラーメン屋という、3種類の異なる利用シーンをイメージしたセッティングとなっているのもポイントです。
POSアプリを通して実際の注文や会計画面の操作ができるので、使用感も確かめやすくなっております。
パートナー企業様のブースでもPay Cubeが活躍
同イベントには、Pay Cubeを運用するうえでは欠かせない、POSシステムやアプリケーションを開発されているパートナー企業様も多数出展しておりました。
メインの展示はもちろん各社の製品ですが、デモ機にはPay Cubeが組み込まれたものもあり、実際に触って操作感を確かめることができます。
また『ラーメン産業展 in Japan』にもパートナー企業様がブースを出しており、そちらでもPay Cubeがを利用したシステムが展示されていました。
イベント出展の目的やPay Cubeの強みを担当者に尋ねる
イベント当日、ブースにてお客様の対応にあたっていた担当者の菰田さんに、FOOD STYLE Japan 2024に出展した目的や、Pay Cubeの強みなどを詳しく尋ねました。
今回FOOD STYLE Japan 2024に出展した目的はなんですか?
菰田さん:「Pay Cubeに触れてもらい、その実用性の高さを知ってもらう」というのが、今回の主たる目的です。
実はこれまでは、こういった展示会に弊社として出展することが、あまりありませんでした。
今回のようにパートナー企業様が出展する際に、一緒にPay Cubeも使っていただいていたので、自社で出展する必要性をそこまで感じていなかったのです。
ただ、パートナー企業様はアプリケーションの専門家なので、ハードウェア側の操作について熟知しているわけではなく、その点はサポートが必要でした。
また、弊社の製品はやや内部構造が特殊であり、それも一因となって展示会でPay Cubeの強みがうまく伝えられていなかった、という実情があります。
そこで今回のFOOD STYLE Japan 2024では、株式会社日本コンラックスとして出展しPay Cubeの利点を直接周知していこう、という運びとなったわけです。
もちろん、パートナー企業様にも引き続きご協力いただいております。
今回は数々のパートナー企業様が出展しており、Pay Cubeの実機に触れられる機会が多くなっています。
実際、ほかのブースで展示されているPay Cubeに興味をもって、弊社のブースにも足を運んでくださった方が昨日・今日で多くいらっしゃいました。
Pay Cubeの強みを改めて教えてください
菰田さん:まず強みとして挙げられるのは、コンパクトなサイズ感です。
コンビニやスーパーのレジにある自動釣銭機を思い出してみてほしいのですが、比較的大きいものばかりではないでしょうか?
店舗ではスペースが限られている場合が多く、そのサイズ感の機器を設置するのは、とても困難です。
その点Pay Cubeは、奥行きが35cmと一般的な自動釣銭機(約60cm)と比べて非常にコンパクトなので、場所を選ばずに設置できます。
弊社にお問い合わせいただいたお客様のなかにも「個人で店を経営していて、Pay Cubeのサイズ感に惹かれた」という方が多いですね。
また、Pay Cubeの強みとしては「釣銭切れの心配が不要」である点も挙げられます。
自動釣銭機の多くは、基本的に循環式という仕組みを採用しています。
これは、お客様が支払った紙幣や硬貨が、自動釣銭機が出す釣銭として使い回されるというものです。
釣銭を準備する手間は少ないものの、支払いが紙幣に偏ると硬貨の釣銭が足りなくなってしまう可能性があります。
対してPay Cubeでは、支払われた紙幣や硬貨を使い回さない代わりに、予め必要十分な釣銭を保有しておくことができます。これによりお客様からの支払いが特定の紙幣や硬貨に偏っても、釣銭が切れる心配がないのです。
ランチタイムなどの飲食店の書き入れ時には、お札で会計する方が増えますから、釣銭が切れないというのは、釣銭の補充作業がなくなり非常に大きな利点だと考えています。
また、非循環式は循環式よりも機器を構成するパーツが少なく、本体の価格が抑えられているのもアピールしていきたいポイントです。
導入する状況次第ではありますが、自動釣銭機の一般的な相場より3割ほど安く導入頂いたこともあります。
くわえて、そのパーツの少なさからPay Cubeは耐久性にも優れており、長期間使いつづけても壊れにくい、詰まりにくいという特徴を有しています。
Pay Cubeはどのような方におすすめできますか?
菰田さん:繰り返しにはなってしまいますが、店舗のスペースでお悩みの方にはPay Cubeが最適だと考えています。
初めて飲食店経営に乗り出す際、やはり多くの方が小規模な店舗からスタートすると思われます。
その際、限られたスペースを少しでも有効活用するうえでは、Pay Cubeのような場所をとらない機器が必要です。
くわえて、Pay Cubeはコスト面や耐久性でも優れています。
「利便性が高くて長く使える自動釣銭機を導入したいけど、コストは抑えたい」とお望みなら、ぜひPay Cubeを検討していただきたいですね。
また、現在店舗でボタン式券売機をお使いの方、あるいはボタン式券売機からの移行をお考えの方にもPay Cubeはおすすめです。
今回展示しているように、Pay CubeはPOSアプリとの連携によって、注文から会計までをスムーズに進められます。
ボタン式券売機でも同じような流れで注文できますが、ここで“追加注文のしやすさ”について考えてみてください。
ボタン式券売機では、投入された金額分の注文が完了すれば、当然それ以上の行動は発生しません。
追加の注文を促したいなら、スタッフが直接伺う必要があります。
しかしPOSアプリ連携した券売機なら、モニター画面に「おすすめメニュー」「セットメニュー」「追加トッピング」等が画像付きで表示され、メニューが視覚的に選びやすくなります。
客単価を効率よく上げたい飲食店様にとって、この違いは無視できない要素です。
実際「初期コストをある程度投資してでもボタン式券売機からPOSアプリ+自動釣銭機にしたい」、と希望される方は一定数いらっしゃいます。
見て・触れて実感できるPay Cubeの実用性の高さ
ここで菰田さんの実演のもと、展示されているPay Cubeがどのように作動するのかを確認することとなりました。
スピーディーな釣銭の払い出し
モニター画面に表示された金額を確認したのち、千円札を投入し“清算”ボタンをタッチします。
すると、ほとんど間を置かずに釣銭が払い出されました。
一般的な自動釣銭機の払い出しスピードと比べると、少しですが速いように感じます。
菰田さんいわく、この入金から払い出しまでの速さもPay Cubeの強みとのこと。
数秒というわずかな差かもしれませんが、混雑を防ぐうえでは大きな違いだといえるでしょう。
大量の硬貨が格納できる2種類のカートリッジ
支払いの実演が終わったところで、次はPay Cubeの内部構造を見てみます。
まず目に入ったのが、大量の硬貨が格納可能な2種類のカートリッジ。
一つのカートリッジには、使われる頻度の高い1系(1円・10円・100円)だけがまとめられており、もう一方には5系(5円・50円・500円)も格納できるようになっています。
この構造のおかげで、釣銭で切れがちな1系がそれぞれ300枚、5系も各100枚は格納できるそうです。
一般的な循環式の自動釣銭機の2~2.5倍ほどは、釣銭を準備できるというから驚きです。
「釣銭切れの心配が不要」という利点の秘密は、まさにこのカートリッジにあったわけですね。
トラブルの対応方法がすぐにわかるQRコード
Pay Cubeのに搭載されているトラブルシューティングの機能も、実際に使ってみました。
エラーが発生すると、Pay Cubeに搭載された液晶パネルにQRコード(※)が表示されます。
これをスマートフォンなどで読み取ると、エラーの内容と対処方法が記載されたページに遷移する、という仕組みです。
ページ内では動画も掲載されており、実際の動きを見ながらエラーの対処にあたることができます。
菰田さんの話では、このような機能を搭載している釣銭機は、ほかにあまりないそうです。
一部、釣銭機に搭載された液晶パネルにて対応方法が案内される機種はあるのですが、そういったタイプは本体価格も高いとのこと。
一長一短ではありますが、やはりコストのことを考えるとPay Cubeに軍配が上がります。
※『QRコード』は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
コンパクトな自動釣銭機をお探しなら、株式会社日本コンラックスのPay Cubeをご検討ください
今回は、FOOD STYLE Japan 2024の日本コンラックスのブースの様子や、Pay Cubeに関する担当者の想いをお伝えしました。
大盛況を博したFOOD STYLE Japan 2024にて、弊社のPay Cubeを多くの方に知っていただくことができました。
Pay Cubeが「店舗スペースやコスト面でお困りの方を助けたい」という想いのもと作られた自動釣銭機であることが、伝わっていれば幸いです。
「ブースで見たPay Cubeが気になっている」あるいは「あとから存在を知って興味が出てきた」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
自動釣銭機を導入するなら
『Pay Cube』がおすすめ
- 小さくコンパクト!カウンターに収まるサイズ。
- 詰まりにくいからトラブルリスクも回避。
- つり銭切れが起きにくいので、繁忙時も補充不要。