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公開日 / 更新日 店舗経営コラム

違算金とは?レジで違算金を出さないための6つのポイント

      【このコラムでわかること】

    • 違算金とは
    • 違算金が出てしまう原因
    • 違算金を出さないためのコツ

    どのような店舗でも、閉店後にはレジ締め業務を行います。
    このとき、「レジに入力されている金額と、実際にレジに入金されている現金が合わない……」という問題に直面することは少なくありません。

    経営者と従業員の信頼関係にも影響するので、早急に対策したいところです。

    そこで本記事では、レジ業務で違算金を出さないためのポイントを徹底解説します。
    会計業務を効率化させたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

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    違算金とは

    レシートと小銭とトレー

    違算金とは、従業員がレジに実際に入力した金額に対して、実際にレジ内に入っている現金が合わないことを指します。

    店舗に導入しているレジが、自動で釣銭を排出するタイプではなく、従業員がレジから直接釣銭を取り出すタイプであれば、人的ミスが起こる可能性はありますよね。

    レジの違算金が発生すると、差額分の問題や再発防止策などを考えなければなりません。
    スムーズなレジ締めを実現するためにも、違算金が出る原因は押さえておきたいところです。

    違算金が出てしまう原因

    電卓を見る女性

    レジに違算金が生じることには、主に7つの原因が考えられます。
    詳しい内容を、以下にまとめました。

    原因①会計時の数え間違い

    まず考えられる原因の1つは、会計時の現金の数え間違いです。

    会計の金額に対して、お客様から直接預かった金額が間違っていたにもかかわらず、誤って認識したまま会計処理を行うことで発生します。

    たとえば、5,000円の会計に対して、お客様からもらった金額が4,000円だと気づかないまま会計処理を進めると、1,000円の差異が生じます。
    その当日のレジ締め作業のときに、初めて1,000円足りないという事態が発覚するわけです。

    なお、数え間違いは、営業中の会計時だけでなく、レジ締め中の現金を数えるときにも起こります。

    原因②釣銭の渡し間違い

    会計時に、お客様に渡す釣銭を間違うと、必然的に違算金が発生します。
    これは、釣銭が多くても少なくても同様です。

    店内が込み合う時間帯であれば、普段ならしないような紙幣の数え間違いや、硬貨の見間違いなどのミスが起こる可能性があります。

    原因③レジの入力ミス

    お客様から預かった金額や会計は合っているものの、レジに間違った金額を入力した場合にも、違算金が生じます。

    800円の商品の会計時に、お客様から800円を受け取ったにもかかわらず、レジには700円と入力してしまうなどのケースがその例です。
    このとき、正しく決済されているのに、間違って入力したために、レジ締めの金額が100円不足するというわけです。

    下記の記事で、レジの基本的な使い方とは?スムーズに使いこなすコツも紹介について解説しています。あわせて参考にしてください。

    原因④商品の二度打ち

    レジ打ちの際、同じ商品を2回登録するミスによって、違算金の発生が起こり得ます。
    本来の会計から、不自然に高くなるので、お客様が気づいてくれるケースも多いですが、まれに気づかないときもあります。

    このミスは、お客様に請求する金額が当初の2倍になって、トラブルにもつながるので、特に気をつけなければなりません。

    原因⑤割引の処理間違い

    違算金は、商品の登録は問題なく行ったあとに、お客様から提示された割引券やクーポン券などの、割引額を間違えることによっても生じます。

    割引額を2回レジに入力したり、割引する前の金額をレジに入力したりすると、会計ミスが発生します。

    原因⑥現金を落としてしまった

    お客様から預かった現金を、レジに入れる前に落として紛失してしまい、違算金につながるケースもあります。

    現金を落としたあとも、立て続けにレジ業務を行う必要があり、すぐに拾えない状況が続くと、落とした現金の存在を忘れてしまうかもしれません。
    お客様からいただいている金額に間違いはないので、迷惑はかかりませんが、落とした現金はすぐに拾うとこのようなミスは回避できます。

    原因⑦窃盗・従業員による不正

    会計後に預かった現金をレジに入れずに放置すると、窃盗される可能性があります。
    従業員には忙しいときでも、現金は必ずレジの中に入れるように指導しましょう。

    このほか、従業員の内引きなどの不正行為が原因で、レジの金額が合わなくなるケースもあります。

    違算金を出さないためのコツ

    カードでお会計

    違算金を出す原因がわかったとしても、対策を講じなければ今後も同じことが繰り返されるリスクがあります。
    最後に、レジ締め時に違算金を発生させない6つのコツを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

    コツ①会計時に読み上げ確認する

    会計時に現金を預かるときと、釣銭を渡すときは、それぞれ金額を読み上げてから会計を進めてみてください。

    それでも不安が拭えないのであれば、お客様に確認してもらう二重チェックもおすすめです。
    会計の金額が大きいと、確認するお札や硬貨の数も多くなるので、落ち着いて金額を数えるよう徹底しましょう。

    コツ②焦らずに作業する

    レジ業務に慣れていないと、現金のやり取りで慌てがちです。
    焦って作業すると、釣銭の渡し間違いや入力ミスなどが起こるリスクも高まります。

    落ち着いて作業できるように、レジ業務に慣れるまでは2名体制にするなど、環境を整えることも大切です。

    コツ③コインカウンターやコインケースを活用する

    レジの中に小銭が多く収納されているときは、コインカウンターやコインケースなどを使って、こまめに金額を数えておきましょう。
    少し手が空いた時間に対応しておくと、違算金が発生したタイミングを把握できます。

    コツ④金庫や防犯カメラでセキュリティを強化する

    店舗に金庫や防犯カメラなどを設置していないのであれば、セキュリティを高めるためにも導入を検討してください。

    レジ内の現金が多くなったら、前述したコインカウンターやコインケースを活用して、現金を数えて、金庫にしまって、金額を記録しておきましょう。
    防犯カメラを設置すれば窃盗や内引きの防止にもつながり、違算金が発生したときの状況も確認できます。

    コツ⑤レジ交代時にドロワーごと交換する

    会計を担当する従業員が決まっている場合は、シフトなどで交代する場合にドロワーも交換させましょう。
    レジのドロワーは、現金を収納する部分を指します。

    担当者が交代するタイミングでドロワーも交換すると、それまでレジを担当していた従業員がバックヤードに戻って金額を数えられるので、違算金の有無を都度確認できます。
    また、レジ業務を交代して担当する従業員は、一度も入出金していない状態のドロワーを持ってレジを行うので、違算金の発生タイミングも特定可能です。

    コツ⑥自動釣銭機を導入する

    店舗に置いている、あるいはこれから導入するレジに、自動釣銭機が搭載されていない場合は、導入を検討してみてください。

    自動釣銭機は、会計時の現金のやり取りを自動で行ってくれるので、釣銭の渡し間違いや違算金が発生しません。
    レジ業務を担当する従業員への教育も簡易で済み、レジ締めにかかる時間も短縮できます。

    下記の記事では、自動釣銭機について詳しく紹介していますので、検討している方はぜひご覧ください。
    ▶参考記事:自動釣銭機を導入するメリット・デメリットを紹介

    レジでの違算金は人的ミスも防げる自動釣銭機の導入で対策できる

    いかがでしたでしょうか?

    レジ業務は、従業員が直接作業する以上、人的ミスは起こり得ます。
    さまざまな原因がありますが、違算金が発生しないように対策を講じましょう。

    会計作業を丁寧に行う、こまめにレジ内の金額を数えるなども重要ですが、人的ミスを防ぐなら、自動釣銭機の導入が効果的です。

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    店舗の経営にあたって、自動釣銭機の導入を検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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    自動釣銭機のことを詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

    ▶参考記事:自動釣銭機とは?メリット・デメリットや機器の選び方を紹介

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